浜松での展示以来2度目となりますが、再びしづ子さんの句と共に新たな会場での展示です。
今回は本屋のスペースにて、書籍と掲載作品、そして近作もいくつか出品します。
刊行から少し時間を経て、自分の作品に関して思うことはつらつらあるけれど、しづ子さんの句にはやっぱりぐっとくる…

『月ピンクひまこれっきりすきなものは』 書籍と作品
2023年6月3日(土)ー12日(月) 13時ー19時 (3日在廊します)
Art Book Shop りぶらりお 
静岡市清水区草彅142 JR草彅駅徒歩10分 駐車場有り
「春のみず」をテーマに、染色をされているChiaki Fujiiさんとの2人展をします。
私は掛け花入など花器を中心に出品します。今年の春は早々と桜も咲いて、かけ足のようです。
『春の水_冬涸のあとの春水は、柔らかく豊である。』 ホトトギス季寄せより

Chiaki Fujii 市橋美佳 2人展
2023年4月15日(土)ー23日(日) 月曜休 11:00-18:00 最終日~17:00

10+ ten plus 東京都八王子市八日町10−19  八王子駅から徒歩10分

『不思議の国のアリス』のお茶会の場面で、ねずみがアリスに聞かせるお話の中に、糖蜜の井戸に住むという三姉妹の描く絵の話があります。
お話の中で、話されているお話の、絵の中の…と、重層する世界をイメージするきっかけとなった、この『糖蜜画』という陶板作品を中心に、白い花器のシリーズとで展示を構成します。
東京では初めての個展です!

「糖蜜の井戸から」
2023年2月18日(土)ー26日(日) 12:00-19:00

水犀mizusai 
東京都台東区三筋1−6−2 小林ビル3F
「doll」を出展します。
時々見かけた古い工具を、面白みを感じて以前から少し集めていました。そして姪っ子の誕生日プレゼントにドールハウスを作ってあげたことから、人形遊びは見立ての世界だったと改めて気付きました。「doll」はその目線でちょっと遊んでみようと作り出したのがきっかけです。
小平君とは多治見の陶磁器意匠研究所では同期でした。

「 b i r d と d o l l 」
カラフルな陶板がつながって出来た壁掛け「 bird 」と、使われた道具などを陶芸と組み合わせることで生まれた「 doll 」。それぞれの作品が並ぶ新町ビル3Fは、物語の一幕を映し出す展示となります。
小平健一 市橋美佳 二人展 2022 / 10 / 15 sat - 10 / 31 mon 12:00 - 18:00

SHINMACHI BLDG.
岐阜県多治見市新町1-2-8 新町ビル3F 
https://www.instagram.com/shinmachi_bldg
岐阜県西側の揖斐川町春日(旧春日村)にて開催される美術家柴田慶子さんの個展に、私は招待作家という初めてのかたちで展示に参加します。
『聞き写し、春日 一』という柴田さんの書籍を、たまたま手にしたのは昨年のこと。私にはまだよく知らない土地である春日の写真と其処の人の言葉は、虚実の分からなくなるような浮遊感を覚える心に響くものでした。柴田慶子さんは、1990年代から度々春日を訪れ、聞き写しをライフワークとされています。『聞き写し、春日 一』は2020年に刊行されたものでした。
その後私は柴田さんにお会いする機会があり、その時に言葉と作品や音の関係について話していくうちに、急遽彼女の個展へ特別に参加しないかというお誘いをくださいました。
会場は「春日森の文化博物館」の敷地に移築された民家の「森のくらし館」です。私は、春日で使われた民具を博物館からいくつか選ばせていただき、鳴リモノとで一室空間をつくります。​​​​​​​
春日は、滋賀との県境に位置する山深いところです。この頃は紅葉かな。

「言葉が見せる風景」柴田慶子 展 ー聞き写し春日Ⅱー
2022年 10月22日(土) - 11月12日(土)  開催は、金・土・日・祝日のみ 9:00-17:00

森のくらし館(春日森の文化博物館、長者の里キャンプ場) kurashikan.mystrikingly.com
岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束1902−183

●10月22日(土)
10:30-12:00 オープニングトーク「音、声が呼ぶもの」柴田慶子、博物館職員、市橋美佳
●10月28日(金)
11:00-13:00 ワークショップ「写真で語る」春日の人たちと語る 
小高美穂(キュレーター)金山智子(IAMAS教授)柴田慶子
14:00-15:00 対談「呼び覚まされ写真を撮る」小高美穂、柴田慶
岐阜で制作する5人の合同展として参加します。

[FORM & TEXTURE] 
2022年7月2日(土)ー18日(月) オンラインショップ 3日(日)13:00~
CASICA 東京都江東区新木場1−4−6 
大阪のイベントに参加します。
異国のマーケットの様な会場で、私は鳴リモノをはじめ、器と糖蜜画も出品します。

[Day & Night Market] 
2022年5月18日(水) ー23日(月)
阪急百貨店うめだ本店
CCC (CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP) という、移動型クラフトフェアに出展します。
昨年から延期延期で、今回もどーなるんだとなりましたが、やっと開催される予定です。

私は今回、「テ」を広げます。
引用するテを、手に取って見ていただく3x3mの空間です。
    ・
「テが有る」at CCC
2022年3月19日(土)、20日(日) 11時〜17時
岐阜県瑞浪市民公園いこいの広場(岐阜県瑞浪市化石博物館、陶磁資料館、隣接)


「吉兆,Lucky」な企画展です。
私は鳴リモノを中心に、20点ほど出します。
古来、音を鳴らすことで邪気を払うと云われます。そうやって気分も、晴らしたいものです!
8人のパワフルな展覧会となりそうです。

2022年2月5日(土)〜2月13日(日)
水犀 mizusai https://mizusai.jp/
東京都台東区三筋1−6−2小林ビル3F​​​​​​​
楽しいことをしませんか?とお誘いを受けました。
大センパイのおふたりと、3人いつもの様ででちょっと違うというものが並びそうです。
私はフタモノというお題をいただきました。そんなものが、あったりなかったり。

2022年1月14日(金)〜29日(土)  14、15日在廊します。
pand https://pand-web.  岐阜県岐阜市吉野町3-17  tel 058-263-3720​​​​​​​
『月ピンクひまこれっきりすきなものは』

俳人鈴木しづ子さんの句を元にした作品の展覧会をいたします。
新たに制作したものと、これまで制作したものを選定し、句と共に展示します。
鈴木しづ子さんは戦後に句集を二冊出された俳人です。「夏みかん酸つぱしいまさら純潔など」河出書房新社
しづ子さんの句を知って私はとても感化され、ふと何かの瞬間に思い出していました。
彼女の句と作品との距離感を、私なりに表現する試みです。

浜松での個展は初めてで、打ち合わすうちにこの企画が立ち上がりました。
そして今回は嬉しいことに、展覧会を前にこの企画を本にしてくださるという事に。
企画が立ち上がってから一冊の本が出来上がるまで、選句に制作、撮影と編集まで、
今までとは違った長い工程と、たくさんの協力を経てできあがりました。​​​​​​​
コロナの影響で予定より延期などもありましたが、出版と展示、どちらもできることとなりました。
会場で、この本も販売します。オラインショップも開設されましたので、そちらでもご購入が可能です。
2021年11月6日(土)ー23日(火) 6日(土)、7日(日)、在廊します

[ギャラリーあ]天野寛志建築計画事務所 静岡県浜松市中区曳馬5−4−65

本のご購入はこちらへ ↓
[ギャラリーあ]オンラインショップ https://gallery-a.stores.jp/items/612b2cae84ca6315f6e4644b
手、東濃、土。

10/30(土)ー11/1(月)
11:00ー18:00
fons
名古屋市千種区末盛通2-13-1 @fons_nagoya

「手、東濃、土。」は
東濃地域のやきものの魅力を伝える為の展示販売をして第4回目となる今回は、名古屋市千種区覚王山エリアにある「fons」2Fギャラリースペースにて、3日間限定で開催されます。私は今回初めて参加です。
​​​​​​​
金沢で発行する冊子「そらあるき」の臨時号に、二冊の本をもとにした随筆を寄稿しました。

「夏みかん酸つぱしいまさら純潔など」鈴木しづ子(河出書房新社 2009)
「少女への手紙」ルイス・キャロル(新書館 1978)


[SightS]では2回目の個展となりました。今回は鳴リモノと糖蜜画です。
この音は、何かの手がかりになれるだろうか。

「ふゆうするもの」
2020年12月4日(金)〜2021年1月9日(土) 
初日の12/4(金)在廊します
art gallery SightS アートギャラリーサイツ

岐阜長野アルプス地方の食材を使った料理をいただけるレストラン「□△◯」のオープンに伴い、
糖蜜画を制作しました。

ホテル/レストラン Zenagi https://zen-resorts.com/
馬籠宿にも近い、木曽の景色も素敵な所です。
「pretty how town」
この春ほど、見えない何かに踊らされているという実感はなかったのではないかしら。予定されていたイベントがコロナウィルスの蔓延防止で中止となる中、急遽小さなご提案をいただきました。多治見市の昨年できた新しいスペースで個展をいたします。

-anyone lived in a pretty how town-    E.E.Commings
今回規模は小さいながら、この詩を中心に鳴リモノや糖蜜画を展示します。
(both dong and ding) ...

2020年3月28日(土)〜 4月5日(日) 28日在店します
新町ビル4階 岐阜県多治見市新町1−2−8 12時 - 19時


インスタグラムを始めました。この展示からアップします。
LAND○
LAND○
LAND△
LAND△
「LAND○」「LAND△」
海沿いを歩いていた時、「ココは陸であった」と改めて気付いたことから描いたものです。
この2点がKomatsu Biennale 2019 第5回宮本三郎記念デッサン大賞展にて、審査員の町田久美様の賞をいただきました。
石川県小松市の宮本三郎美術館にて展示があります。その後,東京の宮本三郎記念美術館にも巡回します。
2019年9月28日(土)ー12月15日(日) 
小松市立宮本三郎美術館

2020年1月25日(土)ー3月15日(日) 
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
「月と檸檬と秋声」
長い付き合いの二人との展覧会となりました。お互いに変化の時期だと感じている三者の三様がみえる場になるんじゃないかなと思います。三つ並んだこの言葉は秋の季語から選ばれたもので、柔らかくこの展覧会をイメージしています。私はこれまでのものも含めて出品するつもりです。

そして今回は、期間中それぞれの側面から発した企画に喫茶と茶会があり、私は句会を催すことになりました。俳句をはじめてから、言葉と物との距離感や想像の捉え方を思うようになった気がします。今回初めての試みですが、句会で遊びたいと思います。
- 陶の三人展 -  呉瑛姫、小平薫、市橋美佳
2019年 9月10日(火)〜 28日(土) 日曜、月曜休み 12時 - 18時   
在廊 10日(火)12(木)14(土)19日(木)21日(土)
句会「庭の声」 9月21日(土)18時半 -

「PAND」  岐阜市吉野町3−17 058-263-3720
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